【第1回】オフショアの原点を振り返る。初めてのタチウオジギングで学んだこと

当日の状況 オフショア

釣果そのものよりも、その日に何を見て、どう考え、どこで少しだけ答えに近づけたのか。
そんな過程を残していくために、このブログを始めることにしました。

記念すべき最初の投稿は、2024年10月6日の紀北沖です。人生2度目のオフショア釣行で、初めてタチウオジギングに挑戦したときの記録です。今振り返ると手探りの連続でしたが、この日がなければ、今の海の釣りへの向き合い方もなかったと思います。

釣行概要

  • 日時:2024年10月6日 6:00 〜 13:00
  • 場所:紀北沖(友ヶ島周辺)
  • 対象魚:タチウオ、タイ、アマダイ
  • 釣果:タチウオ × 4、サゴシ × 1

当日の状況

  • 潮回り:中潮
  • 天候:晴
  • 気温:23℃
  • 風向:北北東
  • 風速:5.3m
  • 波高:0.2m
  • 満潮:08:40(148cm)
  • 干潮:14:20(71cm)
  • 潮流:強風、二枚潮

実際の釣りの流れ

秋の紀北沖では、タチウオを狙う船が一面に集まり、大きな船団ができます。
ポイントに着いてまずその光景に圧倒され、これから始まる釣りへの期待が一気に高まりました。

この日、船長からお借りしたのは、タカミテクノス MOZ × オシアジガーFカスタム 1501HG。
手にした瞬間に感じたのは、道具としての密度の高さでした。リールにはレベルワインダーがなく、親指でラインをスプールへ誘導しながら巻く必要があります。フォールレバーも付いている。初めて触る機構ばかりで、最初は戸惑うことばかりでした。

ただ、不思議なもので、慣れないなりに触っているうちに、全部を自分の手でやっている感覚がだんだん面白くなってきます。
少し大げさかもしれませんが、マニュアル車を動かしているような感触に近く、これまで使ってきたリールにはない操作感でした。

タチウオの釣りはワンピッチジャークが基本です。実際にやってみると、しゃくること以上に魚のいる棚を外さずに通し続けることが難しく感じました。釣り始めのうちは、船の揺れとリール操作だけで精一杯。自分では動かしているつもりでも、海の上ではイメージと実際の動きがまるで噛み合いませんでした。

それでも時間が経つにつれて、少しずつ揺れにも慣れ、ラインマーカーを見ながら棚を取る余裕も出てきます。そんな頃に船長から「同じテンポでしゃくり続けるだけではなく、しゃくり方を変えたり、一瞬止めて食わせの間を作る」とアドバイスをいただきました。

そこで、ショートジャークを2回、そのあと少し大きめのロングジャークを1回入れ、一瞬止めるという形を試しました。すると、一瞬止めたその瞬間に、手元に重みが乗りました。

最初の一本が掛かったときは、かなりうれしかったです。何度もトライしてようやく釣れた喜びとともに、どうして魚が反応したのか、自分の中でつながった気がしました。
それからは同じパターンで少しずつ追加。一匹釣れたことで少し気持ちに余裕が生まれ、掛けた瞬間にも落ち着いて対応できるようになりました。

また、ポイント移動の際にジグを急いで回収していたところ、不意に強い引きが出てサゴシをキャッチ。
高速巻きに対する反応という意味では、以前ショアで釣ったときの記憶とも少し重なり、場所が変わっても魚の反応には共通する部分があるのだと感じました。

タチウオのあと、少しだけタイラバも経験しました。
ただ、このときの私には着底感すらよく分からず、ほとんど何もできませんでした。
海の釣りは、一つできるようになると、また別の分からなさが目の前に出てくるものだと、この頃から感じ始めた気がします。

最終的な釣果は、タチウオ4匹、サゴシ1匹。
初挑戦としては十分すぎる結果でしたが、それ以上に、自分の技術の足りなさと、それでも少しずつ噛み合った瞬間の面白さが強く残る一日でした。

当日の状況
当日の状況

考察

今回の結論

タチウオジギングでは、魚のいる棚をきちんと捉えることと、動きの中に“食わせの間”を作ることが大切。
また、揺れる船上では、ロッド操作と巻き取りを合わせて糸を弛ませすぎないことも、思っていた以上に重要でした。

【考察1】棚取りと“食わせの間”

今回一番印象に残ったのは、棚を合わせたうえで“食わせの間”を入れると反応が変わったことです。
動かし続けるだけでは口を使わなかった魚が、一瞬止めたところで食ってくる。その変化はかなり分かりやすく、タチウオジギングの面白さを初めて実感した場面でもありました。

【考察2】ジャーク時のラインスラック管理

もうひとつの学びは、しゃくりと巻き取りの同調でした。
船の上では足元が安定しない分、陸の感覚で動かすと余計な糸ふけが出やすく、それがトラブルにつながります。
ロッドを上げる量と、巻き取る量をできるだけ揃える。この基本が、思っていた以上に大切だと分かりました。

次回試したいこと

  1. ラインマーカーを素早く読み、指示棚へ正確に入れる練習をしたいです。
  2. “食わせの間”の長さを状況に応じて変えられるようにしたいです。
  3. タイラバの着底感知についても、今後少しずつ経験を積んでいきたいと思います。

当日のタックル

※今回はすべて船長からのレンタルタックルを使用。

船長からレンタル1(タチウオジギング)

  • ロッド:タカミテクノス MOZ
  • リール:シマノ(SHIMANO) オシアジガー Fカスタム 1501HG
  • ライン:詳細不明
  • リーダー:詳細不明
  • 反応があったルアー:ダイワ(DAIWA) ソルティガリーフR 140g

船長からレンタル2(タイラバ)

  • ロッド:詳細不明
  • リール:シマノ(SHIMANO) 18 エンゲツプレミアム 151HG
  • ライン:詳細不明
  • リーダー:詳細不明
  • 反応があったルアー:なし

今回の考察タックル

  • リール:シマノ(SHIMANO) オシアジガー Fカスタム 1501HG
    最初は戸惑うことばかりでしたが、使っていくうちに「自分で操作している」感覚の面白さがよく分かるリールでした。オフショアの釣りを、少し深く知りたくなったきっかけの一つです。
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