【第7回】新しいタイラバタックルでようやく見えはじめた再現性

当日の状況 オフショア

今回の釣行では、本命としてアオリイカやブリを狙います。ただ、一番印象に残ったのは、むしろ後半のタイラバでした。
これまで自分の中では、どうしても苦手意識のあった釣りです。
着底の感覚が曖昧で、何を基準に修正すればいいのかも見えにくい。
そんなタイラバに対して、新しく入れたタックルが少しだけ輪郭を与えてくれたように思います。

釣行概要

  • 日時:2025年11月29日 7:00 〜 13:00
  • 場所:紀北沖(友ヶ島周辺)
  • 狙い:アオリイカ・青物・アマダイ
  • 釣果:サワラ × 1、アマダイ × 2

当日の状況

  • 潮回り:長潮
  • 天候:晴
  • 気温:12℃
  • 風向:北
  • 風速:3.1m
  • 波高:0.2m
  • 満潮:14:10(129cm)
  • 干潮:07:09(62cm)
  • 潮流:緩潮

実際の釣りの流れ

朝一番はティップランからスタート。
船長から借りた専用タックルに、実績のあるダートマックスTR 3.5号 40gをセットして始めます。

ただ、海面は穏やかでしたが、友ヶ島周辺では局所的な風の影響もあり、水中は想像以上に潮が速い状況でした。
40gのエギでは底取りが難しく、途中でシンカーも追加しましたが、それでもラインは大きく流されてしまいます。ティップランで一番大事なはずの、しゃくったあとのステイが安定して作れません。

底取りを優先して粘った結果、エギは根掛かり。
幸い船長の操船で回収できましたが、このとき思い知らされたのは、「底が取れない釣り」をそのまま続けても答えは出にくいということでした。
結局、アオリイカからの反応はなし。課題だけが残る前半になりました。

続いては、タチパターンを意識した青物ジギングへ。
タックルにCB.マサムネ155gをセットして、速い潮の中をワンピッチ中心に探っていきます。
すると、フォール中にはっきりしたバイト。
慎重に寄せてきた魚は、本命のブリではなくサワラ(60cm)でした。

その後も大型青物を狙ってしゃくり続けましたが、追加はなし。
タチパターンを読んでいても、それを結果につなげる難しさを感じます。

後半はタイラバ。
ここで新しく導入したSeaWalk Tairubber 60Fと24バルケッタプレミアム150DHの出番です。
これまで苦手だった着底感知が、この組み合わせだと驚くほど分かりやすい。
「底が取れた」という感覚がやっと出てきました。

最初は基本通り、巻き速度3で丁寧に探っていきます。ただ反応はありません。
そのとき、船長がやや速めの巻きでアマダイを釣り上げたのを見て、自分も巻き速度4へ変更。
すると、すぐさま待望のヒット。
きれいなアマダイをキャッチすることができ、その後も同じ速度で1匹追加することができました。

苦手意識のあったタイラバで、「たまたま釣れた」ではなく、「変えたことで釣れた」と思えた時間でした。

Screenshot

考察

今回の結論

ティップランでは、底取りが曖昧なまま続けるより、十分なウェイトで底取りを優先させる判断が大切でした。
一方タイラバでは、「遅く巻けばいい」という先入観にこだわらず、その日の魚が反応する速度へ合わせることが釣果につながりました。

【考察1】ティップランは“底を取ること”が先

今回のティップランで痛感したのは、底取りが曖昧なまま続けても答えは出にくいということでした。しゃくりやステイ以前に、まずエギがどこにあって、どんな姿勢でいるのかを把握できないと、成り立ちません。

海面が静かでも、水中は別の顔をしている。
そのずれを読み違えると、一見釣りはできていても、実際には何も伝わっていない状態になってしまうのだと思います。

【考察2】タイラバは巻き速度で答えが変わる

タイラバでは、巻き速度を3から4へ上げたことがそのまま釣果につながりました。
これまで何となく「アマダイは遅巻き」というイメージを持っていましたが、固定観念にとらわれ過ぎていた気がします。

しかも今回は、カウンターで巻き速度を数字として再現できました。
この“数値で残せる”ことはメリットが大きくて、感覚だけよりもずっと次につながりやすいと感じました。

次回試したいこと

  1. ティップランでは、底取りが怪しいと感じた時点で早めにシンカーを追加します。
  2. タイラバでは巻き速度を数値で管理し、その日の反応を素早く探れるようにします。

当日のタックル

タックルD(タチパターンジギング)

  • ロッド:タカミテクノス 23MOZ 624LJSP
  • リール:シマノ(SHIMANO) 19 オシアジガー Fカスタム 1000HG
  • ライン:エックスブレイド スーパージグマン X4 25lb (PE1.5号-300m)
  • リーダー:ヤマトヨテグス FLUORO SHOCK LEADER 25lb (7号-3m)
  • 反応があったルアー:スミス(SMITH LTD) CB.マサムネ 155g (#35 アバロンタチ)

タックルC(タイラバ)

  • ロッド:ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks) 23 SeaWalk Tairubber 60F
  • リール:シマノ(SHIMANO) 24 バルケッタプレミアム 150DH
  • ライン:エックスブレイド スーパージグマン X8 16lb (PE0.8号-200m)
  • リーダー:ヤマトヨテグス FLUORO SHOCK LEADER 16lb (4号-2m)
  • 反応があったルアー:ジャッカル(JACKALL) 鉛式ビンビン玉スライド 無双カスタム 80g (蛍光オレンジ/オレンジゼブラマスターT+)

船長からレンタル(ティップラン)

  • ロッド:ダイワ(DAIWA) 22 エメラルダスMX BT70MLS-S
  • リール:ダイワ(DAIWA) 15 エメラルダスAir 2508PE-H
  • ライン: 詳細不明
  • リーダー:詳細不明
  • 反応があったルアー:なし

今回の考察タックル

  • タックル:ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks) 23 SeaWalk Tairubber 60F × シマノ(SHIMANO) 24 バルケッタプレミアム 150DH
    今回一番印象に残ったのは、この新しいタイラバタックルでした。これまで苦手意識のあった着底感知を明確に伝えてくれただけでなく、バルケッタプレミアムのカウンターによって巻き速度も数字で管理できるようになりました。感覚だけでなく、少しずつ再現性のある釣りへ近づけそうだと思わせてくれた組み合わせです。
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