【インプレ】24ツインパワー 4000XG|使い込むほど感じる「剛性と安心感」

24ツインパワー 4000XG インプレ

評価と使用感

※このブログでは、スペックの優劣だけでなく、実際の釣りでどんな役割を果たしてくれたかを基準に評価しています。この評価は製品の優劣を断定するものではありません。

総評

使い込むほど感じる「剛性と安心感」

24ツインパワー 4000XGを購入したのは2024年12月。
重視したのは「4000番としての軽さと剛性のバランス」です。

釣行記録に残っている回数は5回程度ですが、記録していないファミリー釣行なども含めると、使用回数はおよそ10回。

実際に使ってみて、負荷を掛けた場面でも安心して巻けるリールだと分かりました。

購入時に考えていたことと、約1年8か月使ってきた今の使用感を振り返ります。

考察

【考察1】なぜ24ツインパワー 4000XGを選んだのか

まず、このリールを選ぶにあたり、ショアとオフショアの両方で使えることを前提としました。

4000番クラスであれば、PE1.5号を300m程度巻くことができ、ショアキャスティングだけでなく、紀北沖でのライトな青物キャスティングにも対応できます。一方で、あまりに重いリールでは、長時間のキャストで疲労が増えてしまいます。そこで、「4000番としての剛性を確保しながら、できるだけ軽いリール」という条件で選びました。

対抗候補として考えていたのは、21ツインパワーSW。ではなぜ、21ツインパワーSWではなく24ツインパワーを選んだのか。それは、90gの重量差です。

21ツインパワーSW 4000XGは350gあります。一方、24ツインパワー 4000XGは260gなので、ロッドに合わせたときの操作感やキャストの疲労が明確に軽くなります。SWの剛性の強さはスペックで確認しましたが、当時の私の釣り方や体力面を考えると、ややオーバースペックかもしれないと判断しました。

次に、なぜステラではなくツインパワーだったのか。

当時の私は、リール一台に予算を集中させるよりも、SLJ用のロッドやリールなど、ほかにも欲しいタックルがありました。ステラの性能に魅力を感じなかったわけではありません。当時の自分にとっては、ツインパワーの性能と価格のバランスの方が納得できた。それが購入の決め手でした。

【考察2】4000番としての「軽さ」と「剛性」のバランス

初めて持ったときに感じたのは、思っていたより重いことでした。
4000番のリールなので、それなりの重量感は想像していましたが、このリール以前は18エクスセンスCI4+ C3000MHGをショアで使用していたため、余計にそう感じたのだと思います。

しかし、実際に使ってみるとキャストを続けても重量による疲労を感じにくい。一方で、巻き感はどうかというと、巻き出しから力強いトルクを感じます。30〜40g程度のプラグやジグも軽快に操作できますし、魚を掛けた後も安心して巻き上げられます。

特に印象的なのは、負荷を掛けたときにパワーロスを感じにくいこと。

私の釣行記録では、紀北沖のキャスティングでツバス〜ハマチクラスの青物が掛かった際も、巻き上げ時に大きな不安を感じにくく、剛性の高さが安心感につながったように思います。
なお、メジロ以上の大型青物との本格的なやり取りは未経験のため、より高負荷な状況での限界性能については今後の検証課題です。

【考察3】XGというギア比は自分の釣りに合っているのか

購入前は、巻きの軽さを重視してHGを選ぶか、回収速度を優先してXGにするかで少し悩みました。最終的には、船でのサワラゲームも視野に入れてXGを選択。

実際に使ってみると、私の釣りではXGが使いやすい場面が多くありました。特に横方向のキャスティングゲームでは、ルアーを回収する場面が多く、より早く巻けるXGにメリットがあります。また、サワラを意識した高速巻きでも、巻き上げに不安を感じることはありませんでした。

一方で、現在はショアの釣行が減り、オフショアでも当初想定していたほどサワラ狙いの高速巻きをする機会は多くありません。そのため、現在の使い方を前提にすると、次に選ぶならHGの方が合うかもしれません。これはXGが合わなかったという意味ではなく、購入当時から自分の釣り方が少し変化したためです。

【考察4】使って感じた「安心感」

使用回数はまだ10回ほどですが、毎釣行後に洗浄とオイルアップをしていることもあり、今のところ購入時の滑らかな巻き心地を維持できています。もちろん、これだけの使用回数でリールそのものの耐久性を証明できるわけではありません。

それでも、ショアとオフショアの両方でキャストを繰り返し、船上で青物を掛けても、巻き心地やガタつきに変化を感じていません。過度にリールへの負担やトラブルを心配せず、釣りに集中できる。これが、私にとってツインパワーの魅力です。

ただ、私が感じている安心感は、単に「壊れにくそう」ということだけではありません。剛性があることで、「この巻き方を続けて大丈夫だろうか」と余計な心配をしなくて済みます。その分、目の前の釣りに集中できます。これは、釣果を直接生み出す性能ではありませんが、長時間キャストを続けたり、負荷の掛かる釣りをする私にとっては、この安心感がかなり大きいです。

私にとって24ツインパワー 4000XGの剛性とは、単に「強いリール」ということではなく、負荷を気にせず釣りを続けられる「安心感」につながる性能です。

使用感

良かった点

  • 剛性感
    スプール、ボディ、ハンドルのいずれにも剛性感があり、負荷を掛けても安心して力を入れて巻くことができました。
  • 巻き上げの安定感
    巻き出しから力強く、一定速度で巻いたときもブレが少ない印象です。
  • 重量バランス
    軽さを追求したリールではありませんが、4000番として必要な剛性を考えれば、重量とのバランスは良いと感じています。
  • ソルトでの安心感
    船や堤防で使用してきましたが、現在まで大きな劣化やトラブルはありません。
  • デザイン
    銀色の輝きと深みのあるグレーを組み合わせたデザインはシックで、長く使っても飽きにくいと感じています。

気になった点

気になるのは、やはり重量です。
軽さを追求したリールと比べれば、4000番台としての重量感はあります。

特にエギングやチニングなどのフィネス寄りな釣りでは、23ヴァンキッシュのような軽量リールの方が、キャストや操作を軽快に行えます。

ターゲット層

こんな人におすすめ

  • ソルトで安心して使える剛性を重視する方
  • 負荷が掛かった状態でも、安定した巻き上げを求める方
  • 4000番クラスを幅広い釣りに使いたい
  • 重量と剛性のバランスを重視する方

あまり向かない人

  • 4000番クラスにおいて、リールの軽さやルアーの操作性を最優先する方
  • 剛性よりも繊細な操作感や感度を優先する方
  • できるだけ軽快なタックルを組みたい

他のリールとの比較

23ヴァンキッシュ 2500SHG

※私にとって、この2台は優劣を付けるというより、役割が異なるリールです。本来、リールの剛性や重量比較であれば「ヴァンキッシュ 4000XG」と同番手で比べるのが一般的ですが、今回は私が実際に所有・運用している2500SHGとの比較を通じ、「軽さと感度を追求したヴァンキッシュ」と「剛性と安心感を重視したツインパワー」というシリーズ全体のコンセプトの違いとして整理しています。

ヴァンキッシュは、軽さや繊細さを活かした釣りで魅力を発揮します。
一方、ツインパワーは、重めのルアーを遠投した後の回収や、負荷が掛かる場面でもブレずに力強く巻けることが強みです。

実際に両方を使ってみると、
「軽さと感度ならヴァンキッシュ」
「剛性と巻きの安定感ならツインパワー」

という違いを明確に感じます。

どちらが優れているというより、ターゲットやスタイルによって選択が変わると思います。

もし同じ4000XGでヴァンキッシュを選んでいれば、軽さによる感度やキャストの軽快さに魅力を感じたと思います。ただ、ショア・オフショアで青物を掛けたときの「歪みの少なさ」や「巻き上げ時のトルク感・安心感」を重視するなら、私はツインパワーの方を選びます。

※ドラグ数値上の締め付け力自体は同等ですが、ボディ構造の違いにより、高負荷時の巻き上げでは、私にはツインパワーの方が歪みやパワーロスを感じにくく、安心して力を入れられました。

18ステラ 4000HG

※以前触れる機会のあった18ステラ 4000HGについて、使用感を中心に比較しました。

ステラについては、巻き心地や所有感など、魅力の多いリールです。ただ、私の現在の使い方では、ツインパワーとの剛性差を明確に感じるほどの釣りはできていません。

そのため、現時点では「ステラでなければできない釣り」が自分にはまだ見えていません。今の自分にとっては、24ツインパワー 4000XGで十分満足しています。

価格と入手性

24ツインパワー 4000XGの定価は60,500円(税込)。私の購入価格は41,800円(税込)でした。

実際に使って感じた剛性感や巻き上げの安定感を考えると、私は購入価格に納得しています。特に、約1年8か月使用しても巻き心地やガタつきに大きな変化を感じていないことから、このまま長く使えそうだという安心感があります。入手についても、私が購入したのはネット注文で特に困ることはありませんでした。

まとめ

24ツインパワー 4000XGを約1年8か月、約10回程度使用してきましたが、現在まで巻き心地やガタつきに大きな変化はなく、海で使用した後も特に嫌な変化を感じていません。何より、魚を掛けたときや潮の影響を受ける状況でも、安心して力を入れて巻けることが、このリールの大きな魅力だと感じています。

一方で、同じ4000番台クラスで軽さや繊細さ、飛距離性能を求めるなら、私は23ヴァンキッシュを選びます。実際に両方を使ったからこそ、「軽さと感度のヴァンキッシュ」「剛性と安心感のツインパワー」という、それぞれの個性が分かるようになりました。

私自身、今もう一度選び直すなら、現在の釣り方であれば4000HGを選択する可能性もあります。
それでも、万が一このリールを失ったとしても、今の私なら迷わずツインパワー(4000番クラス)をもう一度選ぶと思います。

今の私の釣り方や使用場面を考えると、ツインパワーの強さと安心感のバランスはかなり合っています。約1年8か月使ってきた今も、その印象は変わっていません。

使用モデル

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