【第2回】初めて揃えたオフショアタックル。想定どおりにいかない面白さ

当日の状況 オフショア

前回は、初めて挑戦したタチウオジギングのことを書きました。そこから半年、少しずつ道具を揃え、勉強もしながら迎えたのが今回の釣行です。

今回はレンタルではなく、初めて自分のタックルで挑む青物釣行。ロッドとリールは船長に選んでもらいましたが、ラインやジグは、自分なりに考えて選び港へ向かった日でした。派手な高揚感というより、「ようやくスタートラインに立てた」という、少し落ち着いた期待の方が近かった気がします。

釣行概要

  • 日時:2025年4月19日 7:00 〜 13:00
  • 場所:紀北沖(友ヶ島周辺)
  • 対象魚:ツバス 〜 ハマチ
  • 釣果:ツバス × 4

当日の状況

  • 潮回り:小潮
  • 天候:晴
  • 気温:16℃
  • 風向:西南西
  • 風速:1.4m
  • 波高:0.4m
  • 満潮:07:49 (140cm)
  • 干潮:16:10 (45cm)
  • 潮流:緩潮

実際の釣りの流れ

この日は、少し特別な釣行でした。
新調した24オシアジガーLJ B62-2/FSとオシアジガーFカスタム1000HGを持ち込み、初めて自分のタックルで青物を狙います。

ライン選びでは迷いがありました。
船長からは、「PE1.5号を300m巻いておけば十分、最初は釣具店で巻いてもらった方がいい」と教えてもらっていました。
4本編みと8本編みで悩みましたが、このときは耐久性と価格を優先し、スーパージグマンX4を選択。今なら別の選び方をする部分もありますが、その時点ではそれが自分なりの納得解でした。

ジグ選びも同じでした。
当時はまだ知識が浅く、「ロッドもリールもシマノなら、ジグもシマノで揃えれば相性がいいのではないか」と、いかにも初心者らしい発想で準備していました。今思えば素朴ですが、当時は当時で、そうやってひとつずつ考えるのも楽しかったのです。

また、船長からは事前に「キャスティングもやる」と聞いていたため、そちらはレンタルをお願いしていました。
頭の中では、ジギングが半分、キャスティングが半分くらいかと思っていましたが、海はだいたいこちらの想定どおりには進みません。

ポイントに着くと、あちこちでナブラ。
鳥が回り、海面では小魚が追われています。
船長も次々とナブラへ船を付け、結果としてこの日はキャスティングゲームがメインの釣行になりました。

借りたキャスティングタックルにペンシルをセットし、ナブラへキャスト。
ショアで多少投げ慣れているつもりでも、船は常に揺れていて、狙った方向へ投げるだけでも思った以上に難しい。

最初は少し力みもありました。それでも、ペンシルは扱いやすく、一定速度で巻くだけでも素直に泳いでくれます。
ナブラの進行方向へキャストし、慌てず巻く。
それを何度か繰り返したところで、初めてオフショアでツバスをキャッチすることができました。

青物の力強い引きは想像していましたが、表層で掛ける一匹には、ジギングとはまた違う面白さがありました。一本目を取ったときは、単純にうれしかったですし、「キャスティングはこういう釣りだったのか」と少し腑に落ちる感覚もありました。

一方、ポッパーでは苦戦。波が高い外海では、ポッパーが波間から飛び出しやすく、水を十分に掴ませることができませんでした。
それでも魚は追ってきます。ボート際までチェイスしてきますが、最後に口を使わせられない。
魚の興味は引けているのに、釣果に変えられないもどかしさと悔しさを感じました。

ナブラが落ち着いたら自分のジギングタックルも投入しました。
まずはSardineWaver 100gから入り、その後TANGMAN 80gへローテーション。
ただ、当日は魚の意識が表層寄りだったのか、ジグへの反応は得られませんでした。

この日は、ジグの良し悪しを比較できる展開ではなかったと思います。そういう意味では、「今日の海はキャスティングを楽しむ日だった」と素直に受け止めました。

結果はツバス4匹。
もともと頭に描いていた釣りとは少し違う一日になりましたが、そのずれも含めて、自然相手の面白さを味わえた釣行でした。

実際の釣りの流れ

考察

今回の結論

オフショアでは事前準備も大切ですが、それ以上に、その日の海の状況に合わせて柔軟に釣りを組み立てることが重要でした。
また、魚を追わせることと、最後に口を使わせることは、別の技術が必要でした。

【考察1】その日の海に合わせる柔軟さ

当日はジギングを中心に準備していましたが、実際にはナブラ打ちが主体となる展開でした。オフショアでは、出船前の想定と現場の状況が大きく変わることは珍しくありません。
自分の想定より、現場の状況を優先する。その当たり前を教わった一日でした。

【考察2】追わせることと食わせることは別

ポッパーで何度もチェイスがあったのに食わせ切れませんでした。魚を追わせることと、最後に口を使わせることは別の技術なのだと感じました。
ペンシルはルアー側が泳ぎを助けてくれる一方、ポッパーは操作の比重が大きい。
当時の私は、その違いに対応できていませんでした。

次回試したいこと

  1. ポッパーを波間から飛ばさず、安定して動かせるよう練習したいです。
  2. ジギングとキャスティングを、その日の状況で無理なく切り替えられるよう準備しておきます。

当日のタックル

タックルA(青物ジギング)

  • ロッド:シマノ(SHIMANO) 24 オシアジガーLJ B62-2/FS
  • リール:シマノ(SHIMANO) オシアジガー Fカスタム 1000HG
  • ライン:エックスブレイド スーパージグマン X4 25lb (PE1.5号-300m)
  • リーダー:ヤマトヨテグス FLUORO SHOCK LEADER 25lb (7号-3m)
  • 反応があったルアー:なし

船長からレンタル(キャスティング)

  • ロッド:MC works’ LIGHTNING 733CR
  • リール:シマノ(SHIMANO) 18 ステラ 4000HG
  • ライン:詳細不明
  • リーダー:詳細不明
  • 反応があったルアー:
    • 表層用ペンシル
    • マリア(Maria) ポップクイーンF 105mm 28g

今回の考察タックル

  • ルアー:マリア(Maria) ポップクイーンF 105mm 28g
    この日は釣果には結びつきませんでしたが、トップウォーターの難しさと面白さを強く印象づけたルアーでした。追わせるだけでは足りず、最後に口を使わせる操作が必要だと教えてくれた一本です。
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