【第5回】道具を試しながら、タックルの役割を考え直した日

当日の状況 オフショア

前回は船中ボウズという厳しい一日になりました。
魚の気配を捉えることの大切さを、あらためて感じた釣行でした。

それを踏まえて迎えた今回の紀北沖。
この日は魚を釣ることだけでなく、自分で組んだラインシステムや、新しく導入したリールを実戦で試すこともテーマにしていました。
道具の手応えを感じられた一方で、タックルの使い分けにはまだ曖昧さが残っていることも見えてきた一日でした。

釣行概要

  • 日時:2025年9月14日 6:00 〜 12:00
  • 場所:紀北沖(友ヶ島周辺)
  • 狙い:タチウオ・青物
  • 釣果:タチウオ × 5

当日の状況

  • 潮回り:小潮
  • 天候:晴
  • 気温:29℃
  • 風向:南南西
  • 風速:3.9m
  • 波高:0.7m
  • 満潮:20:20(146cm)
  • 干潮:5:00(42cm)
  • 潮流:緩潮 ~ 二枚潮

実際の釣りの流れ

この日は、まずタチウオジギングから始まりました。
今回の釣行には、自分なりに二つの検証テーマがありました。

ひとつは、タチウオ対策として組んだ自作ラインシステムが、実際の釣りで問題なく使えるかどうか。
もうひとつは、前回をきっかけに導入した24オシアコンクエストCTを、今度はきちんと自分の中で使いこなせるかどうかでした。

釣りを始めてみると、自作システムは思っていた以上に有効性があり、タチウオの歯でも容易にラインブレイクすることはありませんでした。
また、オシアコンクエストCTのカウンターも使いやすく、船長に指示された棚へジグを入れやすくなりました。
前回課題だったフォールレバーも、事前に少し意識していた分、今回はバックラッシュせずに使えました。

ただ、ジグへの反応は安定しませんでした。
ロング系ジグを中心に探っていきますが、思うようにヒットが続きません。
そんな中で、船長から勧めてもらったソルティガリーフR 140gへ替えると、反応が明らかに変わりました。

それまでと同じようにやっていたつもりでも、魚の反応が違う。その変化は分かりやすく、結果としてこの日はタチウオを5匹キャッチすることができました。
重さだけでなく、形状やアクションの違いも釣果に影響していることを実感します。

その後は、タチウオを追っている青物を期待してジギングを継続。
鏡牙ジグ セミロング160gを使って、底層から中層まで探りましたが、こちらは不発でした。

この時間帯に、ひとつ自分の中で引っかかったことがあります。
近海ライトジギング用として使っているタックルAと、よりパワーのあるタックルDの使い分けが、まだ自分の中で整理しきれていなかったのです。
現場で迷いながらタックルを選んでいることに気づいて、これは課題かもしれないと思いました。

終盤はタイラバへ。
けれど、潮が緩潮から二枚潮へ変わったことで、着底が分かりにくくなります。
タイラバは着底後すぐに巻き始める釣りですが、その「着底した瞬間」が曖昧になると、釣り自体がぼやけてしまう。
結局、この日もタイラバではアタリを捉えることはできませんでした。

考察

今回の結論

事前に準備したラインシステムや、新しく入れたリールは、実戦でも十分に意味がありました。
その一方で、ジグ形状による反応の違いや、タックルごとの役割、タイラバの基礎技術など、まだ詰めるべき部分も見えてきた釣行でした。

【考察1】“重さ”だけではなく、“形”で反応が変わる

今回のタチウオで一番分かりやすかったのは、ソルティガリーフRへ替えたあとに反応が良くなったことでした。
同じロング系でも、魚が見ているものは重さだけではない。
フォール姿勢や抜け方、止まり方の違いまで含めて、その日の魚に合うかどうかが決まっているのだと思います。

これまでは重さの使い分けを強く意識していましたが、今後は形状やアクションも含めてローテーションを考える必要がありそうです。

【考察2】タックルの役割が曖昧だと、現場で迷いが出る

タックルAとタックルDの使い分けが課題として残りました。
どちらも使えるからこそ、逆に役割が差別化できていない。「どちらでもいい」となると釣り場で迷いが生まれ、手数や集中力のロスになります。
だからこそ、タックルごとの得意分野を自分の中で先に整理しておく必要がありそうだと感じました。

【考察3】タイラバは着底が取れないと始まらない

タイラバで苦戦したのは、やはり着底感知でした。
巻き速度を考える以前に、底が取れていないと釣りが成立しません。
基本ほど大事だとよく言いますが、まさにその通りで、着底を正確に取れないと、その先の工程は全部曖昧になります。

次回試したいこと

  1. ジグの長さだけでなく、形状やアクションの違いも意識してローテーションします。
  2. タックルAとタックルDの役割を整理し、現場で迷わず選べるようにします。
  3. タイラバでは着底を最優先に考え、必要ならヘッド重量も積極的に変えてみます。

当日のタックル

タックルD(タチウオジギング – メイン)

  • ロッド:タカミテクノス 23MOZ 624LJSP
  • リール:シマノ(SHIMANO) 24 オシアコンクエストCT 300HG
  • ライン:エックスブレイド スーパージグマン X4 20lb (PE1.2号-300m)
  • リーダー:ヤマトヨテグス FLUORO SHOCK LEADER 25lb (7号-3m) + ナイロンテーパー
  • 反応があったルアー:
    • メジャークラフト(Major Craft) ジグパラ バーチカルロングスロー 150g(ケイムラUV)
    • ダイワ(DAIWA) ソルティガリーフR 140g

タックルA(タチウオ・青物ジギング – サブ)

  • ロッド:シマノ(SHIMANO) 24 オシアジガーLJ B62-2/FS
  • リール:シマノ(SHIMANO) オシアジガー Fカスタム 1000HG
  • ライン:エックスブレイド スーパージグマン X4 25lb (PE1.5号-300m)
  • リーダー:ヤマトヨテグス FLUORO SHOCK LEADER 25lb (7号-3m) + ナイロンテーパー
  • 反応があったルアー:なし

船長からレンタル(タイラバ)

  • ロッド:詳細不明
  • リール:シマノ(SHIMANO) 18 エンゲツプレミアム 151HG
  • ライン:詳細不明
  • リーダー:詳細不明
  • 反応があったルアー:なし

今回の考察タックル

  • ロッド:タカミテクノス 23MOZ 624LJSP
    今回は自作ラインシステムや24オシアコンクエストCTと組み合わせることで、タチウオジギングの主力として安定した使い方ができました。
    一方で、タックルAとの役割が曖昧になっていることにも気づかされました。性能だけでなく、「どの場面で使うか」を考えるきっかけをくれた一本です。
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