【第3回】ネットの評判より現場の実感。高切れから学んだキャスティングゲーム

当日の状況 オフショア

第3回は、2025年5月4日のオフショア釣行を振り返ります。前回の釣行で、オフショアキャスティングの面白さを知りました。そこで今回は、自前のキャスティングタックルを用意して再挑戦です。

「今日はもう少し、自分の思い描いた釣りができるかもしれない。」

そんな期待を持っていたのですが、結果としては、釣果以上にライントラブルに翻弄される一日になりました。

釣行概要

  • 日時:2025年5月4日 7:00 〜 13:00
  • 場所:紀北沖(友ヶ島周辺)
  • 対象魚:ツバス 〜 ハマチ
  • 釣果:ツバス × 3、ハマチ × 1

当日の状況

  • 潮回り:小潮
  • 天候:晴
  • 気温:17℃
  • 風向:北西
  • 風速:4.9m
  • 波高:0.5m
  • 満潮:07:29(139cm)
  • 干潮:18:09(51cm)
  • 潮流:速潮、強風

実際の釣りの流れ

今回の釣行にあたり、船長からは事前に
「キャスティングは30g前後のクリア系シンキングペンシルとポッパー、ジギングは60〜120gのジグ」
を用意しておくよう連絡をもらっていました。

そこで、レビュー評価の高かったモンスターショット30g(クリアー)とフィードポッパーSW30g(ドット)を購入。
ジグは手持ちの中から条件に合いそうなものを持ち込みました。
また、今回は自前のSLJロッドに4000番スピニングを組み合わせたキャスティングタックルを初投入することもあり、前回より一歩進めるつもりで船に乗り込みました。

現場に着くと、風が強く、潮も速い。
まずはナブラ打ちからスタートします。
船長の指示どおり、30gのクリア系シンキングペンシルを投入すると、これがハマり、ツバスを3匹キャッチすることができました。ここまでは順調で、「準備してきたものが噛み合った」と感じていました。

ところが、その後にライントラブルが起きます。
キャストの途中で、2度の高切れ。
そのたびに船上でFGノットを結び直すことになり、時合の時間を少なからず失いました。
加えて、せっかく用意したモンスターショットとフィードポッパーSWを相次いでロスト。
自分の未熟さで時間と道具の両方を失っている感覚が、かなり堪えました。

見かねた船長が、フィードポッパーSW(ケイムラ・クリアラメ)とポップクイーンF(生シラス)を貸してくださり、なんとか釣りを続行。こういうとき、現場で助けてもらえるありがたさは身に染みます。

後半は友ヶ島・地ノ島付近へ移動し、ジギングへ。
事前に用意してきた60〜120gのジグを見直してみると、どれもその日の海に対してシルエットが大きく感じられ、使う前から迷いがありました。
その中で選んだのがTANGMAN 80gです。

「これなら、少しは抑えられるかもしれない。」

その程度の感覚で投入したのですが、速い潮の中でやや早めのテンポでワンピッチを入れていると、重みが乗りました。
上がってきたのは、丸々とした良型のハマチ。
この魚は、サイズ以上に印象に残っています。
自分で迷って選んだジグで結果が出たことが、単純にうれしかったからです。

実際の釣りの流れ
実際の釣りの流れ

考察

今回の結論

ネットの情報はあくまで出発点であり、ルアー選びは現場の実績や船長の見解を優先し、その理由まで理解することが大切でした。
また、高切れを防ぐには、ノットの精度とキャスト時の運用を、もっと丁寧に詰める必要があると痛感しました。

【考察1】ルアー選びは“評判”より“現場の理由”

今回あらためて感じたのは、ネットの高評価は参考にはなるが、それだけでは足りないということです。
今回のプラグは現場の実績とも一致していて結果が出ましたが、それは半分偶然に助けられた面もあると思います。

一方、ジグは「重さ」だけで持ち込んだため、現場で見たときにシルエットの違和感が出ました。
この経験から、「何gが必要か」だけでなく、「なぜその重さなのか」「ベイトはどれくらいか」「シルエットはどの程度か」といった理由まで理解して準備することの大切さを強く感じました。

【考察2】高切れの原因と対策

高切れについては、原因が一つではないと思います。船上でキャストフォームが乱れたこと、FGノットの締め込みが甘かった可能性、繰り返しのキャストでラインへ微細なダメージが蓄積していたこと。いくつかの原因が重なっていたはずです。

特に、ノットの位置やガイドとの干渉を意識せずに投げていたことは反省点でした。
今後は、PEコーティング剤の導入も含めてラインの滑りを良くしつつ、キャスト時にはノットがトップガイドの外に出る状態を徹底するなど、運用面をもっと丁寧に見直したいと思います。

次回試したいこと

  1. 船長にルアーやジグの重さだけでなく、その理由まで聞くようにします。
  2. PEコーティング剤を導入し、キャスト時はノット位置の確認を徹底します。
  3. ジグは重さだけでなく、シルエットを抑えられる選択肢も意識して揃えたいです。

当日のタックル

タックルA(青物ジギング)

  • ロッド:シマノ(SHIMANO) 24 オシアジガーLJ B62-2/FS
  • リール:シマノ(SHIMANO) オシアジガー Fカスタム 1000HG
  • ライン:エックスブレイド スーパージグマン X4 25lb (PE1.5号-300m)
  • リーダー:ヤマトヨテグス FLUORO SHOCK LEADER 25lb (7号-3m)
  • 反応があったルアー:シマノ(SHIMANO) TANGMAN 80g(ゼットミラー)

タックルB(キャスティング)

  • ロッド:シマノ(SHIMANO) 24 オシアジガーSLJ S64-0/FS
  • リール:シマノ(SHIMANO) 24 ツインパワー 4000XG
  • ライン:ゴーセン(GOSEN) アンサージギング X8 25lb (PE1.2号-300m)
  • リーダー:ヤマトヨテグス FLUORO SHOCK LEADER 25lb (7号-1.5m)
  • 反応があったルアー:デュエル(DUEL) モンスターショット(s) 80mm 30g(クリアー)

今回の考察タックル

  • ロッド:シマノ(SHIMANO) 24 オシアジガーSLJ S64-0/FS
    初めてオフショアのキャスティングで使った自前のスピニングロッドです。魚を掛ける楽しさも、ライントラブルの苦さも、この一本を通して経験しました。今後の課題の出発点になったという意味で、印象の深いタックルです。

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