今回の投稿は醒井養鱒場での釣行です。
目標は、巻き速度とレンジ管理を意識した数釣り。
初めて訪れた釣り場でしたが、魚は中深層からボトムに集中していました。その状況に合わせ、ルアーローテーションを組み立てながら釣りを展開しました。
釣行概要
- 日時:2026年7月12日 9:30 〜 14:30
- 場所:醒井養鱒場(滋賀県米原市)
- 狙い:ニジマス
- 釣果:ニジマス × 5
当日の状況
- 天候:曇のち晴
- 気温:27℃
- 水質・状況:ポンド型(ステイン)、魚影濃い
- プレッシャー:釣り座はほぼ埋まっており、魚へのプレッシャーは高め。
実際の釣りの流れ
スプーンによるアプローチと仮説
水質がステインであるため、第一印象として、「ゴールド系が有効ではないか」と予測。普段のローテーション通り、最もアピールの強い「NOA 1.8g #1 ゴールド」から入ります。
アピールの質を変えるため、「NOA 1.8g #ハンマード」へ変更。すぐにヒットしたものの足元でバラしてしまい、気を引き締めて同じアプローチで入り直して1匹目をキャッチしました。
その後、オリーブやピンクへのカラーチェンジには反応がなく、メタル感を変えるために「MIU 1.5g #4 シルバーピンク」を投入。一投目のフォール中、ボトム付近でバイトがあり2匹目を追加します。
この結果から、仮説を立てました。
「現在の時合いは、アピール度を適度に落としたフラッシングが有効なのではないか」
それならば「NOA #ハンマード」と「MIU #4 シルバーピンク」の中間の特徴を持つ「シャイラ(Scheila) 1.8g #66 ストロボシークレット」も効くはずと考え投入すると、仮説通り3匹目をキャッチ。けれど、これも単発で終わります。
その後、MIUより弱いアピールのスプーンを試すもノーバイト。デッドスローでは藻を拾い、本来のアクションが出せませんでした。ボトムに藻があるこのフィールドでは、デッドスロー系スプーンとの相性の悪さを感じました。
2周目のローテーション
1周目で明確なバイトがあったスプーンに絞り、魚へのプレッシャーを考慮して波動の弱い順で再アプローチを試みました。
- MIU 1.5g #4:チェイスのみ
- シャイラ 1.8g #66:アタリのみ
- NOA 1.8g #ハンマード:2匹追加(計5匹)
- NOA 1.8g #1:反応なし
結果として、NOA #ハンマードへの反応の強さを再確認できました。
プラグへの移行とレンジの壁
昼過ぎからはプラグへ移行。「モカ SR SS 2.4g(マットクリア)」をスローに漂わせて数回アタリを得るも、食い込まず。手持ちが1色しかなく、カラー違いの検証は断念しました。
続いてゴールド系の「ザッガー 50F1 1.5g」を投入。ストップ&ゴーの浮き上がり時に魚の反応を引き出せましたが、フローティングモデルのザッガーでは、魚のいる有効レンジ(中深層〜ボトム)まで届かせられず、ノーバイトに終わりました。
上級者の釣りを見て
5時間でニジマス5匹という結果は、目標としていた数釣りには届きませんでした。
当日最も印象的だったのは、隣の釣り座の上級者の方がスティック系ルアーで終始釣果を伸ばしていたことです。自分との差は技術だけではなく、「ルアーの引き出しの多さ」にもあると感じました。


考察
今回の結論
状況に応じたカラーやアピールの強弱に根拠を持てるようになった一方、魚が中深層からボトムに沈んだ状況下での「低速かつ適切なレンジ管理」に課題が残る釣行となりました。
【考察1】ランディング時のロッドワークとバラシの相関
1匹目を足元でバラしてしまった原因は、取り込み時のロッド角度の操作ミスにあります。ボトム攻略のためにロッドを真下に構えていたため、魚を寄せる際も下向きのまま引っ張ってしまいました。
本来であれば、魚の接近に合わせて徐々にロッドを立て、適切なテンションを維持すべきでした。 このミスにすぐ気付けたため、次の一投では修正し、無事にキャッチへと繋げられました。
【考察2】ステインに対するカラー選択とプラグの課題
今回の釣行では、ステインに対するスプーンのゴールド・フラッシング系の組み立てが有効に機能し、カラー選択の再現性は向上していると感じました。
一方で課題となったのがプラグ類のカラー選択です。「モカ SR SS」でアタリがあるものの食い込まない局面において、手持ちが1色しかなかったため、原因を切り分けられませんでした。クリア、ステイン、マッディといった水の透明度に応じ、最低1色ずつは選択肢があればよかったです。
【考察3】沈んだ魚に対するアプローチの限界と「藻」の壁
魚が中深層からボトムに沈み、かつボトムに藻がある環境において、現在の私の引き出しには限界がありました。 デッドスロー系のスプーンは藻を拾い、ザッガー 50F1では浮力が強く有効レンジを維持できませんでした。
このような状況を打破するためには、適切なレンジをキープしながら引いてこられるディープクランクやシンキングプラグの導入、あるいは藻に強いボトム用ルアーの扱い方を学ぶ必要があります。
【考察4】フェルールワックスの効果
前回の課題であった「キャスト時のロッドの継ぎ目のすっぽ抜け」については、事前にスミスの「フェルールワックス」を塗布して臨んだ結果、完全に解決することができました。
適切なメンテナンスによってトラブルを防ぎ、釣りに集中できる環境を作れたことは、今回の大きな収穫です。今後もこのメンテナンスは継続していきます。
次回試したいこと
- 保有中のプラグ(モカ、ザッガー)に対して、ステイン・マッディ水質に対応するカラーを最低1色ずつ追加し、水質とカラーの相関を検証します。
ボトムの藻を回避しつつ、沈んだ魚のレンジをデッドスローに引けるディープクランクやシンキングプラグを試し、フローティングモデルとの違いを検証します。- 当日、上級者の方が使っていたスティック系ルアーについても、特性やスプーン・プラグとの使い分けを学んでいきます。ただし、優先順位としては、まずスプーンとプラグの習得を進めたいです。
当日のタックル
- ロッド:スミス(SMITH LTD) トラウティンスピン マルチユース TRMK-604SL
- リール:シマノ(SHIMANO) 23 ヴァンキッシュ 2500SHG
- ライン:TORAY トラウトリアルファイター X4 7lb (PE0.4号-100m)
- リーダー:ヤマトヨテグス FLUORO SHOCK LEADER 4lb (1号-1m)
- 反応があったルアー:
- ロデオクラフト(Rodio Craft) ノア(NOA) 1.8g (#ハンマード)
- フォレスト(FOREST) ミュー(MIU) 1.5g (#4 シルバーピンク)
- ヴァルケイン(ValkeIN) シャイラ(Scheila) 1.8g (#66 ストロボシークレット)
今回の考察タックル
- ルアー:フォレスト(FOREST) ミュー(MIU) 1.5g (#4 シルバーピンク)
NOAからMIUへ変更したことで、「アピールを適度に落としたフラッシングが有効ではないか」という仮説を組み立てる起点となったルアーでした。

