【第10回】クリアウォーターで見えてきた、カラー選びとレンジキープの大切さ

当日の状況 トラウト

前日のアクアヘヴンに続いて、翌日は高島の泉へ。
まだエリアトラウトを始めたばかりで、何をやっても新鮮ですが、この日は特に「水が違うと釣りも変わる」ということを強く感じた一日でした。

釣行概要

  • 日時:2026年4月12日 9:00 〜 12:00
  • 場所:高島の泉(滋賀県高島市)
  • 狙い:ニジマス
  • 釣果:ニジマス × 3

当日の状況

  • 天候:晴
  • 気温:18℃
  • 水質・状況:ポンド型(クリアウォーター)、魚影濃い
  • プレッシャー:休日のためか釣り人が多く魚はスレ気味。途中の追加放流が狙い目。

実際の釣りの流れ

現地に着いてまず目に入ったのは、水の透明感と魚の大きさです。30〜40cmクラスの魚影がはっきり見え、イトウのような大型も普通に泳いでいる。そんな中、慣れた様子で魚を釣り上げている人が多い。少し気後れしつつも、今日は釣るだけでなく、見て学ぼうと思ったのを覚えています。

前日の反省があったので、この日は実釣前にドラグを少し緩めに設定しました。地味な調整ですが、これが思った以上に大きかったです。実際、掛けてからのバラシは前日より明らかに減りました。小さな修正でも結果が変わるのは、釣りの面白さでもあり、難しさでもあります。

魚のレンジは中層〜ボトム付近に沈り気味でした。この日も、基準ルアーから順番にローテーションしていきます。前日に好反応だったゴールドやピンクでは魚は追ってくるものの、最後に口を使いません。

「昨日と何か違う。」

そう感じながらローテーションを続け、Hi-Burstまで回したところで、オリーブやブラウンといったナチュラルカラーに明らかな反応が出始めました。前日はほとんど出番のなかったカラーです。水質が変わるだけで、同じスプーンの評価までここまで変わるのかと驚かされました。

この日は第1ポンドから第3ポンドまで順番に回り、結果は第1ポンドが0匹、第2ポンドが1匹、第3ポンドが2匹。特に第1ポンドはスレている印象でした。午前中の段階でこの状況なので、もし午後から入っていたら、今の実力ではもっと苦しかっただろうと思います。

プラグも引き続き試しましたが、この日も答えは出せませんでした。レンジや巻き速度を意識しているつもりでも、どこかまだ曖昧で、自分で狙って通せている感じが薄い。釣れないことそのものより、「何が足りないかは何となく分かるのに、それを埋められない」感覚がもどかしかったです。

また、釣りをしている最中、周囲の上級者たちの所作が気になりました。ロッドを水平に脇へ抱えるようにして巻いている人がいる。中には片膝をついてまで姿勢を安定させている人もいました。
その場では理由までは分からなくても、「あの人たちは、何かをずらさないためにああしているのだろうな」ということだけは伝わってきました。

実際の釣りの流れ

考察

今回の結論

クリアウォーターでは、派手さよりも違和感の少なさが大切な場面がある。
それと同じくらい、一定のレンジをきっちり引き続ける技術の重要さも感じた釣行でした。

【考察1】クリアウォーターでのカラー適応

今回の収穫は、水質が変わると、同じルアーでも見え方がまるで変わるということを体感できた点です。前日には弱かったHi-Burstが、この日はしっかり仕事をした。これはルアーの良し悪しではなく、状況との相性なのだと思います。

透明度の高い水では、魚がルアーをじっくり見られる分、派手な色が裏目に出ることがありそうです。だからこそ、水に馴染むカラーで違和感を減らし、波動やシルエットで喰わせる考え方は、今後も意識していきたいところです。

【考察2】ロッドを水平に構える意味

「あの構え方には意味があるんじゃないか。」帰ってから気になって調べてみると、やはりレンジキープのための工夫でした。ロッド角度を一定に保ち、余計な上下動を抑えることで、魚のいる層をぶらさず通す。理屈としては非常に納得がいきます。

ただ、分かったことと使えることは別です。知識として理解しただけで満足せず、次は自分の釣りの中で試し、再現できるかどうかを見ていきたいと思います。

次回試したいこと

  1. クリアな水では、最初からナチュラル系カラーを軸に組み立ててみます。
  2. ロッドを水平に保ちながら一定レンジを引く巻き方を意識して練習します。
  3. プラグについては苦手意識を避けず、引き続き触っていこうと思います。

当日のタックル

タックルF(トラウト用)

  • ロッド:スミス(SMITH LTD) トラウティンスピン マルチユース TRMK-604SL
  • リール:シマノ(SHIMANO) 23 ヴァンキッシュ 2500SHG
  • ライン:TORAY トラウトリアルファイター X4 7lb(PE0.4号-100m)
  • リーダー:ヤマトヨテグス FLUORO SHOCK LEADER 4lb(1号-1m)
  • 反応があったルアー:ヴァルケイン(ValkeIN) ハイバースト(Hi-Burst) 1.6g(オリーブ、ブラウン)

今回の考察タックル

  • ルアー:ヴァルケイン(ValkeIN) ハイバースト(Hi-Burst) 1.6g(オリーブ、ブラウン)
    前日のやや濁った水では出番がなかったルアーでしたが、クリアな高島の泉ではきちんと答えを返してくれました。水が違えばルアーの評価も変わる。その当たり前を、実感として教えてくれた一枚でした。

タイトルとURLをコピーしました